2014年12月13日
博多をどり
小ふくさんとふく兆さんと、博多をどりに寄せて頂きました(((o(*゚▽゚*)o)))
幕開けで、四人藤娘がとても華やかで綺麗どした。
博多では海の幸をたくさんよばれました、美味しいおした。
Posted by しげ森
at 13:51
Posted by しげ森
at 08:45
2014年11月23日
お誕生日
今日は、ふく兆さんの18回目のお誕生日どす。
大好きなエビのプレートをケーキの上に置いて頂いて、とっても喜んではりました(*^o^*)
ふく兆さんお誕生日おめでとうさんどす。
Posted by しげ森
at 22:37
2014年09月17日
9月
ふく兆さんの今月の衣装どす。
簪は桔梗どす、朝晩が涼しくお着物でも過ごしやすい季節になって来ましたo(^_^)o
今月は、二枚お衣装を出してもらいました。
もう一枚はお茶屋さんのブログのほうに白沙村荘さんで載せてあります、よろしくおたの申します(u_u)
Posted by しげ森
at 19:17
2014年08月14日
貴船川床
京都の夏の風物詩、貴船の川床に行って来ました(≧∇≦)
京都市内より、貴船は涼しく川の流れを見ているだけで一層涼しさが増します❤
鮎も綺麗に飾られて、お造りも涼しさが感じられる氷の器どした。
たまに、鹿に出会ったりもしますよ〜(*^^*)
Posted by しげ森
at 10:56
2014年08月06日
炎の体育会TV
TBS系で放送されている炎の体育会TVのロケにふく兆さんと小よしさんが出演させてもらいました。
どこで出てきはるかは見てのおたのしみどす。
放送日は8月9日(土)午後7時〜
どうぞみなさま見とくれやす。
2014年07月03日
夏どす
ふく兆ちゃんは長身を活かして、すらっと見える様な衣装が多おす
団扇の簪が良く見える様に上から取ってみました。
ただ今みなさん、夏の浴衣会のお稽古に気張ってはります、ふく兆ちゃんはお笛を習ってはるので毎日音色が衣裳部屋から聞こえております。頑張ってー
智子
Posted by しげ森
at 11:47
2014年06月21日
衣替え(小ふく、ふく兆)
紫陽花が大輪の花を咲かせる頃となりましたが、いかがお過ごしどすか。
六月となり、しげ森の芸舞妓さん達も衣替えをすませました。
お着物は単衣、帯は絽の染帯を締め、花かごも夏の涼しげなものに変わりました。
ふく兆さんが持っているうちわはこの時期に踊る「夏はほたる」という曲で使うもので、舞妓さん達は宴会へ行くときは必ず花かごとともにうちわを持っていきます。
この赤いうちわ入れはふく兆さんが仕込みさんの時に自分で縫ったもので、ふく兆さんは縫いながら舞妓さんになったら持って歩ける事にワクワクしはったそうどす。
かんざしは柳に撫子どす。
小ふくさんの下駄どす。
芸妓さんは夏は塗りの下駄をはくこともあります。
梅雨明けも間近どすね、どうぞお身体にはお気を付け下さいませ。
Posted by しげ森
at 12:00
2014年06月17日
青葉まつりに行って来ました。
ふく兆さんと小はるさんが6月15日に真言宗智山派の総本山である智積院にて行われた青葉まつりに行ってきました。
青葉まつりとは真言宗の宗祖・弘法大師空海と中興の祖・興教大師覚鑁の誕生を祝う行事どす。
弘法大師の生誕は宝亀5年(774年)6月15日、興教大師の生誕は嘉保2年(1095年)6月17日なためこの日に行われています。
正式には「両祖大師御生誕慶祝法要(りょうそだいしごせいたんけいしゅくほうよう)」というそうどす。
智積院には長谷川等伯一門によって描かれた国宝障壁画や、利休好みの庭として昔より東山随一の庭といわれる「名勝庭園」があり、二人はたくさん見学させてもらいました。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃どすが、どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。
2014年03月07日
三月の舞妓衣装(ふく兆)
春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みますが、お元気にされていますか。
ふく兆さんの三月の舞妓衣装は華やかな春めいた装いどす。
菜の花のかんざしに桜が描かれた着物、立涌に唐花綾花文の織帯が舞妓さんらしい晴れやかさをかもしだしています。
菜の花は別名を「花菜」、「菜種」などという春の花どす。
一面に広がる黄色い菜の花畑は代表的な春の風物詩どすね。
桜は古くから日本人に愛されてきた花どすが、文様に表されるようになったのは平安時代頃からだそうどす。
枝に咲く満開の花姿から花弁のみを散らしたものなど様々に意匠化され、単に季節を象徴するだけでなく「花の王様」として時期に関係なく用いられることもあります。
立涌文は有職文様の一つで、波状の縦筋を等間隔に並べた文様どす。
ふくらんだ部分に、菊・桐・雲などの文様を詰めたものもあり、雲立涌、花立涌、波立涌などと呼ばれます。
春寒の折り、どうぞお身体をおいといくださいませ。
Posted by しげ森
at 20:03
2014年02月26日
二月の舞妓衣装(ふく兆)
寒さの中にもようやく春の気配が感じられる季節となりました。
ふく兆さんの二月の舞妓衣装は可憐で春めいた印象の装いどす。
梅のかんざしに雪花文の二つ綿の着物、鶸色に金糸で縫い取られた桐文の織帯が可愛らしさの中に少女の色香を感じさせます。
梅は別名「春告草」「好文木」などと呼ばれる日本人に昔から愛される花どす。
万葉集には梅に関する歌が百首以上詠まれており、植物の中では萩についで多いそうどす。
万葉の頃には白梅が好まれていましたが、平安時代になると紅梅が愛好されるようになりました。
雪花文は江戸時代後期に現れた文で、雪の結晶を文様化したものどす。
繊細な雪の結晶が花のように意匠化された、華やかで趣のある文様どすね。
桐の木は鳳凰が天から舞い降りて止まる木といわれたことから高貴なものとされ、また実が落ちずに次の花の蕾をつけるため因果応報の徴として神聖視され尊ばれてきました。
鳳凰と描かれる事が多い桐文どすが、単体でもおめでたい柄として用いられます。
時節柄、なにとぞご自愛くださいませ。
Posted by しげ森
at 19:56
2013年12月08日
十二月の舞妓衣装(ふく兆)
寒さがひとしお身にしみるころとなりました、みなさまお元気でお過ごしどすか。
ふく兆さんの十二月の舞妓衣装は華やかな舞妓さんらしい装いどす。
かわいらしいまねきのかんざしに総絞りの二つ綿の着物、扇がカラフルに散らされた織帯が愛らしさと可憐さをひきたてています。
まねきとは毎年十二月に京都南座で行われます吉例顔見世興行で劇場正面に掲げられる出演俳優の名前が書かれた看板のことで、京都の師走の風物詩どす。
舞妓さんのかんざしにも小さなまねきがついており、出演している役者さんに実際に名前を書いてもらいます。
今回は四代目市川猿之助さん、九代目市川中車さんの襲名披露どすのでお二人に書いていただきました。
絞りとは染色技法の1つで生地全面を均一に染めるのではなく、部分的に染め残しを作る技法どす。
染め残す部分をつまみ、糸でくくったり、針で縫ったり、強く圧迫したりして染料液の中に浸して染めます。
染め上がってから糸をほどくと、その部分が模様として表れます。
とても手間のかかる技法どすが絞りで作られた着物は豪華で華やかなため、成人式の振袖などにもよく使われています。
扇は末広がりの意味から縁起のよいものとされ、昔から好まれてきました。
扇面に草花や小紋柄を描いたものが多く見られ、その形の面白さから様々に意匠化されています。
空気の乾燥した季節になりました、お風邪などお召しになりませんようお気をつけくださいませ。
Posted by しげ森
at 12:00
2013年11月22日
十一月の舞妓衣装(ふく兆)
行く秋の寂しさが身にしみる今日このごろ、みなさまいかがお過ごしどすか。
十一月のふく兆さんの舞妓衣装は淡い色の着物を黒い帯で引き締めたすっきりとした装いどす。
紅葉のかんざしに菊や楓、松、笹、牡丹など様々な草花が散らされた一つ綿の着物、蜀江文や亀甲花菱文が豪華に配された織帯が楚々とした雰囲気をかもしだしています。
紅葉は楓の葉が紅葉したもので、春の桜と並んで秋を代表する樹木どす。
京都でも最近少しずつ色付いてきて秋の深まりを感じさせてくれます。
紅葉は季節によって色を変え人々を楽しませることから、人を幸福にするともいわれているそうどす。
蜀江文は中国から伝来した蜀江錦の織り出されている文様で、八角形と四角形をつなぎその中にいろいろな文様が入ります。
亀甲花菱文は亀甲形を上下左右につないだ亀甲繋ぎに花菱を入れたもので、平安時代以来衣裳や調度の文様に多く見られます。
このたびふく兆さんは舞妓さんになって一年が経ち、今月から上紅を塗らさせてもらっています。
一年前のふく兆さん
かんざしに付いていた房も取れ、すっきりとお姉さんらしくなりました。
これからもふく兆さんをよろしくおたのもうします。
めっきり寒くなってまいりましたが、お体に気を付けてお過ごしくださいませ。
Posted by しげ森
at 18:52
2013年10月26日
十月の舞妓衣装(ふく兆)
日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしどすか。
ふく兆さんの十月の舞妓衣装は深い青色が印象的な目に鮮やかな装いどす。
菊の小花が散らされたかわいらしいかんざしに流水文に秋草文様が描かれた袷の着物、カラフルな葉が三つ組み合わされて丸文になった染帯が若い舞妓さんのはつらつさをひきたてています。
菊は秋を代表する花の一つで、品種改良が盛んで種類も多おす。
その姿の美しさから多くの絵画や工芸品の題材にされてきました。
陰暦九月九日の重陽の節句には菊の露と香を移した綿で体をぬぐって延命長寿を願うそうどす。
秋草文様は秋を彩る野に咲く草花を文様化したもので、一つ一つの草花よりも数種類集めて表現されるのが特徴どす。
萩や撫子、桔梗などいずれも小ぶりで繊細な花姿ばかりで舞妓さんの衣装にぴったりどすね。
丸文はモチーフを円形に変形したり、円の中におさまるように意匠化したものどす。
草花を円形におさめた文様を花丸文といい、あらゆる草花を文様化することができます。
能装束や小袖をはじめ、現在のきものや帯の柄など多くのものに使われています。
これから朝夕冷えてまいりますので、お体にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
Posted by しげ森
at 12:00
2013年09月28日
九月の舞妓衣装(ふく兆)
風の中に秋を感じるようになってきました。
ふく兆さんの九月の舞妓衣装は可憐で華やかな舞妓さんらしい装いどす。
桔梗のかんざしに片輪車文に秋草文様があしらわれた単衣の着物、大きな片輪車文が鮮やかに描かれた絽の染帯が少女らしさを引き立てています。
桔梗は秋の七草の一つで、古来から歌に詠まれ文様として愛好されてきました。
桔梗紫と呼ばれるほどその色が美しいため夏の訪問着や小紋、帯などによく用いられ、家紋としても使われています。
秋の七草といえば萩、薄、撫子、女郎花、桔梗、藤袴、葛のことどすが、これは万葉集にある山上憶良の詠んだ「萩の花、尾花葛花なでしこの花、女郎花、また藤袴あさがおの花」という歌がもとになっているといわれています。
尾花とは薄のこと、あさがおとは桔梗のことどす。
小ぶりな花が多いため一つ一つの草花よりも数種類組み合わせて表されることが多く、涼しい秋を待ちわびて夏や単衣の着物に用いられる文様どす。
片輪文は御所車の車輪が乾燥して割れないように流水に浸した情景を文様化したもので、車輪だけでなく草花を添えて描かれることも多おす。
リズミカルな水の動きと面白い車輪の形が様々に意匠化されてきました。
ひわ色に大きく描かれた片輪車があでやかで目をひく帯となっていますね。
皆様の秋が実り多きものとなりますよう、お祈り申し上げます。
Posted by しげ森
at 18:00
2013年08月22日
八月の舞妓衣装(ふく兆)
涼しい季節が待ち遠しい今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ふく兆さんの八月の舞妓衣装はすっきりとしたブルーが印象的な晴れやかな装いどす。
薄(すすき)のかんざしに秋草文様の絽の着物、蓼(たで)の葉がカラフルに織り込まれた夏の織帯が若い舞妓さんの可憐さをひきたてています。
薄は芒とも書き、穂がでたものを尾花ともいいます。
秋の七草のひとつで、山上憶良が万葉集に詠んだことで知られています。
「袖振草」との雅名もあるそうどす。
秋草文様は撫子や女郎花、桔梗など数種組み合わせて表されることが多く、小ぶりで繊細な花が多いのが特徴どす。
涼しい秋を待ち望んで、夏の絽の着物や帯によく用いられます。
蓼(たで)は茎や葉に苦味がある夏の植物どす。
『蓼食う虫も好きずき』という言葉が有名どすね。
蓼の葉をすりつぶして酢でのばしたものを蓼酢(たでず)と呼び、今が旬のアユを塩焼きにしたものに添えられます。
夏の疲れが出てくる頃どす、ご無理などなさいませぬよう、お願い申し上げます。
Posted by しげ森
at 21:08
2013年07月31日
七月の舞妓衣装(ふく兆)
涼しげな風鈴の音が聞こえる季節となりました。
ふく兆さんの七月の舞妓衣装は黄色と黒の対比が印象的な少しすっきりとした装いどす。
涼しげなうちわのかんざしに流水にさまざまな草花と扇子が描かれた呂の着物、蓼(たで)の葉をカラフルにあしらった夏の織帯がおぼこい舞妓さんの華やかさをひき立てています。
先日ご紹介させていただいたように祇園祭の10日の御輿洗いから24日のあと祭りの期間は勝山のかんざしをさせてもうてますが、それ以外の七月中はうちわのかんざしどす。
うちわは奈良時代に中国から伝わり、平安時代には貴族だけでなく庶民の間でも使われる、生活に根ざしたものとなりました。
その形のおもしろさと涼やかなイメージから文様として夏の着物や浴衣に使われることが多おす。
さまざまな植物を配してそれを流水でつなぐ意匠は江戸時代から見られます。
ききょうや菊、もみじなど秋の草花を夏の衣装に描くのは季節を一足はやく取り入れることで涼を感じるためどす。
草花にからめとられたようにたたまれた扇子がより涼やかさを与えてくれるようどすね。
蓼(たで)は茎や葉に苦味がある夏の植物どす。
『蓼食う虫も好きずき』という言葉が有名どすね。
蓼の葉をすりつぶして酢でのばしたものを蓼酢(たでず)と呼び、今が旬のアユを塩焼きにしたものに添えられます。
その蓼の葉が大きくカラフルに描かれていることがおもしろく、舞妓さんの幼さが強調されて可愛らしおすね。
暑さ厳しき折柄、くれぐれもご自愛くださいませ。
Posted by しげ森
at 10:00
2013年03月31日
三月の舞妓衣装(ふく兆)
ようやく春めいてまいりました。
ふく兆さんの三月の舞妓衣装は柔らかな印象の春らしい装いどす。
菜の花のかんざしに小花が散らされたかわいらしい着物、亀甲文と毘沙門亀甲文が組み合わされた織帯が若い舞妓さんのおぼこさをひきたてています。
菜の花は身近な春の花として古来から好まれている花で、文学や歌などにもよく登場します。
菜の花は別名を花菜(はなな)、菜種(なたね)などと呼ばれることから、菜の花が咲く頃に降り続く雨のことを「菜種梅雨(なたねつゆ)」と呼ぶそうどす。
亀甲文は六角形をつないで表される幾何学文様で、東洋では亀甲、西洋では蜂の巣文様と呼ばれます。
長寿の象徴である亀の甲羅に似ている事から吉祥文として多く使われ、亀甲文を入れ子にした「子持ち亀甲」や花菱と組み合わせた「花菱亀甲」など様々に表現されます。
そのなかでも毘沙門亀甲は毘沙門天の甲冑の文様から生まれた亀甲文の変形で、亀甲を山形状に三つ組み合わせて作られているのが特徴どす。
入れ子になった毘沙門亀甲がカラフルに配色されていて、舞妓さんらしい帯となっていますね。
今ふく兆さんは四月の京おどりに向けて一生懸命お稽古したはります。
ふく兆さんは今回が初舞台どす。
どうぞたくさんの方に見に来ていただけますよう、よろしくおたのもうします。
京おどりのチケットはしげ森でも取り扱っております。
京おどりチケットについてはこちら
花どきの習いで気候も不順になりがちなこのごろです、くれぐれもご自愛くださいませ。
Posted by しげ森
at 10:00
2013年02月23日
二月の舞妓衣装(ふく兆)
寒気はまだまだ退きませんが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
ふく兆さんの二月の舞妓衣装は春を待ちわびるこの時期にピッタリな柔らかな印象の装いどす。
梅が満開に咲いたかんざしに雪花文の着物、笹唐草文が大胆に描かれた織帯が、おぼこい舞妓さんの初々しさをかもしだしています。
梅は別名「春告草」と呼ばれ、その名の通り私たちに春を運んでくれる日本を代表する花どす。
現在では花見といえば桜を見ることとされますが、奈良時代以前には「花」といえば梅のことを指しました。
雪花文は江戸時代後期に現れた文で、雪の結晶を文様化したものどす。
繊細な雪の結晶が花のように意匠化された、華やかで趣のある文様どすね。
笹文は竹と同じく吉祥文とされ、笹は降雪に耐え雪解けを待って奮い立つ強靭な精神に例えられます。
本来は緑である笹を赤や青などカラフルに配色することで、舞妓さんらしい華やかで可愛らしい帯となっています。
二月は朝夕の寒さが厳しい時、くれぐれもお体大切に。
Posted by しげ森
at 19:00
2013年01月26日
一月の舞妓衣装(ふく兆)
寒さが一段とつのってまいりましたが、みなさまお元気でしょうか。
ふく兆さんの一月の舞妓衣装は白から青へのグラデーションが印象的な生き生きとした装いどす。
稲穂と松竹梅のかんざしに中啓(ちゅうけい)に様々な花があしらわれた二つ綿の着物、大胆に描かれた竹の織帯が早春の舞妓さんの清々しさをかもしだしています。
稲穂は松の内の十五日までさすお正月のものどす。
松竹梅は代表的な吉祥文様で、四季を通してよく用いられます。
中国の「歳寒の三友(さいかんのさんゆう)」が日本に入ったものと言われますが、中国ではおめでたいものの象徴といった意味はないそうどす。
中啓は扇の一種で親骨が中頃から外に反っており、たたんでも半ば広がっているのが特徴どす。
公家や武家において儀礼の具として用いられ、さらに能や歌舞伎などに使われるようになりました。
竹は真っすぐで固く、中は空洞で隠す事無く、冬でも青々としていることから清和の象徴として好まれてきました。
竹が折れると「神様の足跡」として神事に用いられたという話もあり、そう考えると竹から生まれたかぐや姫の物語はよりいっそう神秘的でおもしろおすね。
立春は目の前とはいえまだまだ寒さ身にしみるこのごろ、お風邪などには充分お気を付けくださいませ。
Posted by しげ森
at 12:00