京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2011年10月26日

「御園座 第四十七回吉例顔見世」に行ってきました(ふく紘)

10月25日、ふく紘さんと名古屋にある御園座で開催された「第四十七回 吉例顔見世 三代目中村又五郎様・四代目中村歌昇様襲名披露(千秋楽)」に行ってきました。


公演のポスター。
番組は以下どした。

一、南総里見八犬伝
二、一條大蔵譚
三、口上(三代目中村又五郎・四代目中村歌昇 襲名披露)
四、寿曽我対面


番組とふく紘さん。
ふく紘さんは歌舞伎が大好きなのでとてもうれしそうどすね。
ふく紘さんは見事な「口上」にとても感動していました。


ふく紘さんと会場の胡蝶蘭。
人気の役者さんの舞台なので沢山お花が届けられていました。

今日のふく紘さんは白塗りではなくからげ(普段着のお着物・お化粧・)ですがいかがでしょうか。
舞妓さんは白塗りだけではなくて、このようにからげの日もあるんどすえ。

ずいぶんと涼しい季節になりましたが、皆様ご自愛のほどお祈り申し上げます。  


Posted by しげ森  at 13:41ふく紘
2011年10月26日

十月の舞妓衣装(小ふく)







さわやかな秋となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
小ふくさんの十月の舞妓衣装は、秋空のようにさわやかな印象の装いどす。
蝶文の着物、折鶴文の帯、菊の花かんざしがシャープで上品な雰囲気を醸し出しています。

蝶文は、幼虫・さなぎ・成虫へと次々と姿を変化させる蝶の姿から、化身・復活・不老不死などを表すおめでたい吉祥文様とされよく用いられてきました。
象徴的に描かれた色とりどりの蝶の文様はとても華やかどすね。

折鶴文は古くから用いられてきた文様どす。
昔では貴重だった紙を用いて丁寧に折りあげられる折鶴はまさに祈りの象徴どした。
その直線的で隙のない造形美は、曲線的な蝶文との対比においてもとても美しおすね。

菊は昔から日本の秋を代表する植物どす。
江戸時代には鉢での栽培がとても盛んで大小さまざまな種類が生まれ、絵画・版画・工芸品などにも多く描かれ、菊文も隆盛を極めました。
けなげな小菊の花かんざしは、小ふくさんによく似合ってますね。

寒くなってまいりましたが皆様ご自愛のほどお祈り申し上げます。   


Posted by しげ森  at 13:40小ふく
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しげ森
しげ森
京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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