京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2012年11月26日

紅葉狩り(仁和寺)

吹く風に冬の到来を感じるこのごろみなさまお元気でおすごしでしょうか。

今回から京都の四季折々の風景をみなさまにご紹介させていただこうと思います。

舞妓さんは写っておりませんがご了承ください。

第一回は仁和寺の紅葉です。



今京都は紅葉のシーズンでたくさんの人で賑わっています。

最近急に冷え込んだこともあり、紅葉がちょうど見頃となっています。

仁和寺は宇多天皇が仁和4年(888年)に創建した真言宗御室派の総本山で「御室桜」が有名です。

桃山時代の京都御所紫宸殿を移築した国宝の金堂や五重塔などがあり、世界遺産に登録されています。

道沿いには同じく世界遺産である金閣寺や龍安寺が連なり、少し足をのばせば北野天満宮など観光の名所として人気の高い場所です。

遅咲きの桜である御室桜が有名な仁和寺ですが紅葉も美しく、11月20日頃に紅葉狩りに行ってきました。

以下お写真でご紹介させていただきます。


最寄り駅は嵐山電鉄の御室駅です。京都駅からバスも出ています。


御室駅からまっすぐに仁和寺の仁王門が見えています。




境内は散策自由です。見事に色づいてます。





御殿の中でもお写真を撮ってかまわないとのことだったのでたくさん撮らせてもらいました。




南庭と宸殿。宸殿の前には右近の橘と左近の桜が植えられています。


北庭。奥には飛濤亭と五重塔が覗いています。




舞妓さんのかんざしのような色づき方ですね。



地面にも落ち葉が敷き詰められて真っ赤な絨毯のようでした。






お邪魔した日は平日だったせいか人もそんなに多くなく、お天気も良くて絶好の紅葉狩り日和でした。

空気が清々しくてお庭や紅葉を見ているだけで心が癒されていく、そんな感じがします。

仁和寺では10月1日~11月25日まで霊宝館にて秋季名宝展も開催されているそうです。

京都の方もこれから京都にこられる方もぜひ足をお運びになってはいかがでしょうか。

向寒のみぎり、お風邪にはお気をつけてお過ごしください。  


Posted by しげ森  at 13:56京の四季
2012年11月22日

「先笄(さっこう)」の髷を結いました(小ふく)




小ふくさんは十一月二十九日の襟替え(芸妓さんになること)に向けて今月十二日〜十四日の期間結わせてもうた「奴(やっこ)」の髷に続き、十五日〜二十七日の期間「先笄(さっこう)」という髷を結わせてもうてます。






「先笄」は舞妓さんが襟替え前のわずかな期間だけ結う特別な髷どす。

着物も黒紋付きになり、歯にはお歯黒を付け、これが舞妓さんとしての最後の格好となります。







「先笄」の期間、お座敷では「黒髪」という舞を舞わせてもうてます。

「黒髪」とは舞妓さんが芸妓さんへと襟替えする前の期間だけ舞うことの許される舞で、先笄を結っている舞妓さんしか舞うことができません。

十五歳で舞妓さんに憧れて新潟から出て来た小ふくさんがもう襟替えの時期を迎えることとなりました。

時の流れははやく、感慨深おすね。

みなさまどうぞこれからも小ふくさんを応援していただけますようよろしくおたのもうします。  


Posted by しげ森  at 14:59小ふく
2012年11月16日

十一月の舞妓衣装(ふく兆)









日増しに寒さが身にしみるようになりました。

ふく兆さんの十一月の舞妓衣装は初々しく可愛らしい印象の装いどす。

色づいた紅葉のかんざしに三つ扇散らし文の一つ綿の着物、大きな菊唐草文があしらわれた織帯が出たての舞妓さんの可憐さをひきたてています。

紅葉は樹木が落葉の前に葉の色が変わることをいいますが、日本人は平安時代から紅葉を鑑賞する風習があったそうどす。

今月ふく兆さんとふく苗さん、小よしさんは同じ紅葉のかんざしを付けていますが、舞妓さんのかんざしは職人さんが一つ一つ手作りで作ってくれたはるもので色合いや色の付け方などが少しずつ違っています。

扇は末広がりの吉祥文どすが、三枚の扇を要で重ねて円にするなど形の面白さから様々に用いられます。

三つの扇を円にみたて、丸文のようにしてたくさん散らされている所が可愛らしおすね。

菊唐草文は飛鳥時代に中国から伝来した唐草文が和様化されて植物の唐草文が出来たことから発生した文様で、菊花が皇室の紋章とされたことから格式ある唐草文様の代表となりました。

菊も扇と同じく吉祥文とされ、また季節感を表すものとして昔から好まれている文様どす。

秋から冬へ季節の流れは早いものどす。天候不順の折、ご自愛くださいませ。


  


Posted by しげ森  at 19:53ふく兆
2012年11月12日

「奴(やっこ)」の髷を結いました







日が落ちるのが早くなり、冬が駆け足で近づいてくるようです。

小ふくさんは十一月二十九日の襟替え(芸妓さんになること)に向けて、今月十二日~十四日の期間、「奴(やっこ)」という髷を結わせてもうてます。

金と銀であつらえられた松のかんざしに深い紫に桐文と鳳凰が描かれたおめでたい文様の着物、金糸で織り込まれた豪華な帯と衣装もすべてかわりました。







「奴」は正式な髷なので、三本の襟あし・鼈甲(べっこう)のかんざしも挿しています。

小ふくさんは三日間「奴(やっこ)」の髷で過ごした後、舞妓さんの最後の格好となります「先笄(さっこう)」を結わせてもらいます。

寒くなってまいりましたが皆様ご自愛のほどお祈り申し上げます。  


Posted by しげ森  at 23:00小ふく
2012年11月11日

十一月の舞妓衣装(ふく苗)







日毎に寒気加わる時節となりましたが、みなさまお元気でしょうか。

ふく苗さんの十一月の舞妓衣装はやわらかい黄色と鮮やかな鶸(ひわ)色が印象的なすっきりとした装いどす。

秋の山を思わせる色づいた紅葉のかんざしに流水ぼかしが入った中に様々な花が散らされた一つ綿の着物、花菱つなぎに唐花蜀江文様の織帯が可愛らしさの中に凛とした雰囲気をかもしだします。

紅葉は樹木が落葉の前に葉の色が変わることをいいますが、日本人は平安時代から紅葉を鑑賞する風習があったそうどす。

京都にもたくさんの名所があり、この宮川町があります東山も清水寺や南禅寺、東福寺などが有名どす。

ぼかしとは着物の染めの手法の一つで、平安時代に生まれた古典的な染め方どす。

絵模様のようにはっきりとせず、やさしくやわらかな印象を持つぼかしは着物に華やかさをもたらしてくれます。

ぼかし方にも様々あり、柄のある着物の裾だけをぼかした「裾ぼかし」、縦方向の「縦ぼかし」、図柄の周りを薄くする「まきぼかし」など多用に表現されます。

唐花蜀江文は八角形と四角形を交互に組んで上下左右に繋げて展開させた蜀江文様の中に唐花を配したもので、中国三国時代の蜀で作られていた蜀江錦という絹織物からその名がつきました。

たくさんの花ばなが散らされた優しげな着物に豪華な鶸色の帯がふく苗さんの楚々とした雰囲気をひきたてていますね。

寒さが日一日と増して参ります、お風邪など召されませぬよう御身おいといくださいませ。




  


Posted by しげ森  at 12:00ふく苗
2012年11月10日

祇園をどりに行って来ました



十一月一日から十日まで祇園会館で開催されている祇園をどりにふく兆さんが寄せてもらいました。





祇園をどりは花街の一つである祇園東さんの踊りの会どす。

花街は全部で五花街あり、他の四花街(上七軒、祇園甲部、先斗町、宮川町)の踊りの会は春に行われるのに対して祇園東さんの踊りの会は唯一秋に開催されます。

初めて祇園をどりに寄せてもうたふく兆さんは目を輝かせながら舞台に見入ったはりました。

いよいよ冬が近づいて参りました、ご自愛くださいませ。  


Posted by しげ森  at 12:30芸舞妓歳事記
2012年11月09日

十一月の芸妓衣装(ふく紘)







遠くの山々も澄みきった青空に映える季節となりました。

ふく紘さんの十一月の芸妓衣装は柔らかな藤色が印象的な落ち着いた装いどす。

流水に短冊や色紙が流れる一つ綿の着物に、重ねられた色紙の中に菊や七宝花菱が描かれた織帯が上品な芸妓さんの優美さをひきたてています。

短冊や色紙は和歌や俳句、絵などを描いてそれだけで完結したものどすが、地紙と同じように「色紙取り」文様としてよく用いられます。

色紙の中に描かれた絵柄によって様々な印象の文様を作り出すことができ、画中画のような面白い意匠が多く見られます。

方形の色紙を数多く組み合わせて画面に散らしたものは「色紙散らし」と呼ばれ、その中に菊や七宝花菱など吉祥文が織り込まれて華やかな帯となっていますね。

ふく紘さんは今月十一月で芸妓さんになって一年となりました。

その間に二人の妹(ふく苗、ふく兆)ができ、芸妓さんとしての責任とやりがいを感じながらお稽古にお座敷にと日々気張ったはります。

本格的な寒さに向かう深秋のころ、体調をくずされぬようご自愛くださいませ。

  


Posted by しげ森  at 10:00ふく紘
2012年11月08日

MUSIC EDGE+Osaka Style

毎日放送で現在放映中のMUSIC EDGE+Osaka Styleという音楽番組の撮影があり、小ふくさんとふく苗さんが出演させていただきました。


番組MCのU.K.さん(真ん中)と小ふく(左)、ふく苗(右)


舞妓さんはどんな音楽を聴いているのかというインタビューでメインで小ふくさんが取材を受け、お稽古帰りのふく苗さんも途中から入らせてもらいました。







カラオケで歌を歌うシーンも撮影されたので小ふくさんの美声!?が聞けるかもしれません。



番組名 「MUSIC EDGE+Osaka Style」(ミュージックエッジ+オオサカスタイル)
      毎日放送/関西ローカル


放送日 2012年11月19日(月)  (予定)

放送時間 深夜24時55分〜25時25分まで  (予定)



ぜひ見てあげておくれやす。



          


Posted by しげ森  at 12:00芸舞妓歳事記
2012年11月07日

「見習いさん」になりました(小よし)

平成二十四年十一月七日(水)しげ森の仕込みさんである美佑さんが、お昼に行われました盃の儀を終えて「見習いさん」となりました。




舞妓さんになるにはまずお姉さんになる芸妓さんからお名前をいただかなければなりません。

美佑さんは今度芸妓さんになる小ふくさんからお名前をいただいて小よしさんになりました。

見習いさんになると文字通り舞妓さんの見習いとしてお座敷にあがることが出来ます。

そこでお姉さんの芸妓さんや舞妓さんから教えていただきながらお座敷での作法を学んでいくことになります。

見習いさんは最初の一週間「半だら」と呼ばれる格好をします。

これは見習いさん独特の格好で、特徴としては帯が舞妓さんのだらりの帯の半分の長さしかなく、裾も引きずりません。





一週間たつと舞妓さんと同じ衣装でお座敷にあがるようになり、約一ヶ月間の見習い期間を経てようやく正式に舞妓さんとしてお見世出し(=デビュー)をすることが出来るのです。

ふく兆さんに続き、小よしさんも見習いさんになり舞妓さんになるための準備が整って参りました。

どうぞみなさま小よしさんを暖かく見守っていただけますようよろしくおたのもうします。

  


Posted by しげ森  at 18:27小よし
2012年11月06日

十一月の舞妓衣装(小ふく)








秋気身にしみるころとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

小ふくさんの十一月の舞妓衣装は柔らかい淡いブルーと艶やかな黒い帯との対比が印象的な爽やかな装いどす。

いちょうに松葉があしらわれたかんざしに雪輪に様々な花が描かれた一つ綿の着物、雲間に蝶があでやかに舞い翔ぶ織帯が大人へと向かう舞妓さんの上品な美しさをかもしだしています。

いちょうは中国原産の秋に黄葉する樹木どす。

葉は扇型で切れ込みがあり、アヒルの足に似ていることから中国の明代に鴨脚と表記されました。

鴨脚は「ヤ(イ)ーチャオ」と発音され、それが転じて「いちょう」と呼ばれるようになったそうどす。

宮川町のすぐそばを流れる鴨川の遊歩道にも黄色く色づいたいちょうの木がよく見られますね。

雪輪文は植物に雪がかかった雪持ち文から端垂れ雪文様が発生し、それが成形されて出来たといわれます。

雪輪文が登場したのは江戸時代初期で円の周囲に小円の切れ込みを入れて表し、次第に様式化されていきました。

その美しい形を雪輪取りとして中に草花が描かれることもよくあり、様々に意匠化されて好まれている文様どす。

蝶文は平安中期から愛用されてきた文様で有職文様としても古くからよく用いられてきました。

その優美な姿から揚羽蝶が好まれることが多く、卵から幼虫、サナギ、そして成虫へと変化する姿が呪術的神秘性を感じさせ、人気が高おす。

黒地に金糸で豪華に刺繍された帯が小ふくさんの大人っぽい雰囲気によう似合うたはりますね。



ここでみなさまにお知らせいたします。

このたび小ふくさんは十一月二十九、三十、十二月一日の三日間に「襟替え」をさせてもらうことになりました。

「襟替え」とは舞妓さんが芸妓さんになることをいいます。

このブログを始めさせてもうた2009年、小ふくさんはまだ出たて(舞妓さんになって一年目)の舞妓さんでした。

その小ふくさんがもう芸妓さんにならはります。

月日が経つのは早いものどすね。



夜寒の折、みなさまのご健康を心よりお祈り申し上げます。

  


Posted by しげ森  at 19:00小ふく
2012年11月06日

お見世出し(ふく兆)





平成二十四年十月二十五、二十六、二十七日にお見世出しが行われ、ふく兆さんが正式に舞妓さんとしてデビューいたしました。




黒紋付の正装をしたふく兆さんは二十五日のお昼頃お姉さんであるふく紘さんと舞妓さんになる儀式を無事に済ませ、お茶屋さんにごあいさつにまわらせてもらいました。




夜になりますとふく紘さんに連れられて呼んでいただいたお客様に御披露目のごあいさつをさせていただきました。




無事にこの日を迎えることができ、ふく兆さんはもちろんしげ森の皆もたいへん喜んでいます。

どうぞみなさまこれからもふく兆さんをよろしくおたのもうします。  


Posted by しげ森  at 13:25ふく兆
2012年11月01日

正社員募集のお知らせ



株式会社森田(お茶屋しげ森 バーもり多)では正社員を募集しています。

人と接するのが好きな方、花街や伝統文化に興味がある方、お着物が好きな方、芸妓さんや舞妓さんと一緒に働いてみませんか?  

応募資格 20歳以上

仕事内容 お茶屋しげ森、バーもり多においての接客、お店に関する業務全般

給与   20万円以上(要相談) 
      家賃補助有、交通費支給、保険有、まかない付き、制服有(着物、襦袢、足袋すべて貸し出します。着      付けも指導いたします。) 

しげ森、もり多では来て頂いたお客様にほっこりしていただける明るく楽しいお店を目指しています。

舞妓さんや芸妓さんとともに働き、いろいろな方と出会い、接することで自分自身も成長できるそんな職場です。

お着物を着て働いて頂くので、着物の所作や礼儀作法などきっちりとしたことが身に付きます。

興味のある方は三味線等を舞妓さん達と同じお師匠さんに習う事も可能です。

日本の伝統文化を守り一緒に盛りたててくれる、そんな意欲のある方を歓迎いたします。

まずは履歴書に必要事項を記入のうえ株式会社森田までご郵送ください。(写真、志望動機も必ずお願いします)
 〒605-0801
  京都市東山区宮川筋6丁目375
  株式会社森田 採用担当係 宛


追って面接日などお電話でご連絡いたします。

連絡可能な電話番号を必ずご記入願います。

送って頂いた履歴書は返却できませんのでご了承下さい。

ご質問などございましたらお気軽に森田までお電話ください。
 TEL 075-531-0304(午後12時〜午後7時頃まで)


ご注意!
 舞妓、芸妓さん募集のお知らせではありません。
 舞妓、芸妓さんになりたい方はホームページにあります『舞妓さん募集』のページをご覧下さい。
  


Posted by しげ森  at 18:47あいさつ
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プロフィール
しげ森
しげ森
京都市東山区宮川筋6丁目

平成18年12月開店の宮川町のお茶屋どす。 芸妓さん3人、舞妓さん4人が所属する置屋さんも兼ねてます。 「もり多」はカウンターバーがございます。

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