京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2014年03月07日

三月の舞妓衣装(ふく兆)









春とはいっても朝夕はまだまだ冷え込みますが、お元気にされていますか。

ふく兆さんの三月の舞妓衣装は華やかな春めいた装いどす。

菜の花のかんざしに桜が描かれた着物、立涌に唐花綾花文の織帯が舞妓さんらしい晴れやかさをかもしだしています。

菜の花は別名を「花菜」、「菜種」などという春の花どす。

一面に広がる黄色い菜の花畑は代表的な春の風物詩どすね。

桜は古くから日本人に愛されてきた花どすが、文様に表されるようになったのは平安時代頃からだそうどす。

枝に咲く満開の花姿から花弁のみを散らしたものなど様々に意匠化され、単に季節を象徴するだけでなく「花の王様」として時期に関係なく用いられることもあります。

立涌文は有職文様の一つで、波状の縦筋を等間隔に並べた文様どす。

ふくらんだ部分に、菊・桐・雲などの文様を詰めたものもあり、雲立涌、花立涌、波立涌などと呼ばれます。

春寒の折り、どうぞお身体をおいといくださいませ。   


Posted by しげ森  at 20:03
< 2014年03>
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京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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