2011年12月28日
「見習いさん」の衣装(ふく苗)
年の瀬も迫ってまいりましたが皆様お元気でお過ごしでしょうか。
ふく苗さんは12/7の「お盃の儀」を無事終え「見習いさん」になりました。
「見習いさん」は舞妓さんになる前の立場のことで、お座敷にも上がることができます。
ふく苗さんの以前の記事では「半だら」(普通の舞妓さんよりも短い帯)」に三本の襟足の正装姿を紹介させていただきましたので、今回は「だらりの帯」に二本の襟足の装いを紹介させていただきます。
宮川町では約一ヶ月の「見習いさん」の期間のうち、初めは「半だら」に帯を締めますが、それ以降は舞妓さんのような「だらりの帯」になります。
髷は「割れしのぶ(若い舞妓さんの髷)」を結うてます。
花かんざしのまねきには十五代片岡仁左衛門さん・二代目片岡 秀太郎さんのサインをいただいています。
紅は下唇だけ(一年未満の舞妓さんのお化粧)に入れてます。
着物は赤を基調にしています。
帯はおめでたい笹唐草文になってます。
ふく苗さんは一月中には晴れて舞妓さんならせて貰える予定です。
お座敷で慣れないこともあるかと思いますが、一生懸命頑張りますので皆様どうぞあたたかく見守ってくださいますようよろしくおたの申します。
今年もわずかとなりました。
皆様どうぞよいお年をお迎え下さい。
Posted by しげ森
at 18:59