2013年03月12日
三月の芸妓衣装(小ふく)
春霞のただよう季節となりました。
小ふくさんの三月の芸妓衣装は水色が印象的なさわやかな装いどす。
四季草花文に蝶が舞うあでやかな着物に蜀江文の織帯が芸妓さんらしい優美さをかもしだしています。
四季草花文は四季折々の草花や草木を取り合わせて意匠化された華やかな文様どす。
季節を問わず着られることから好まれて、あらゆる着物や帯に使われています。
蜀江文は中国から伝来した蜀江錦が織り出された文様で、八角形と四角形で構成された中に様々な文様が入ります。
金糸で織り込まれた豪華な帯が小ふくさんの雰囲気によう合うたはりますね。
今小ふくさんは四月の京おどりに向けて一生懸命お稽古したはります。
芸妓さんとしては初めての舞台となります。
どうぞたくさんの方に見に来ていただけますよう、よろしくおたのもうします。
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春寒のおり、どうぞお体おいといくださいませ。
Posted by しげ森
at 19:47
│小ふく