八朔(はっさく)

しげ森

2011年08月04日 21:04

8月1日、猛暑の中「八朔(はっさく)」の行事が行われました。
八朔は8月1日に、芸妓さんや舞妓さんたちが、お世話になっているお師匠さんやお茶屋さんのお母さんのところなどに御挨拶にまわる花街の習わしのことどす。


猛暑の鴨川からのぞむ宮川町方面。
暑い日が続き川辺の緑もぐんぐん成長しています。


宮川町のお茶屋しげ森の玄関に飾られた夏の風物詩である芸妓さん舞妓さんの団扇。
しげ森三人の舞妓(ふく紘・ふく帆・小ふく)も、お姉さん方とともにお師匠さんやお茶屋さんのお母さんのところなどに御挨拶にまわらせていただきました。
またお茶屋しげ森・母のところにも、たくさんの芸妓さんや舞妓さんが御挨拶にこられました。


各お茶屋さんやお師匠さんなどへの御挨拶を終え、しげ森・母(左)に御挨拶をする舞妓さんのふく紘さん(右)。
ふく紘さんは「おめでとうさんどす。相変わりませずおたの申します」と丁寧に頭を下げていました。


ふく帆さん(右)と小ふくさん(左)も御挨拶を交わします。
こういった伝統行事は大事にしてゆきたいですね。


絵羽模様の着物のふく紘さん(中)・ふく帆さん(右)・小ふくさん(左)。
宮川町の芸妓さんや舞妓さんは八朔には、一つ紋もしくは絵羽模様の着物を着ます。
絵羽模様とは格の高い着物の模様つけのひとつです。

皆様今年も無事半年がすぎました。
いつもしげ森三人の舞妓を御支援下さいましておおきに。
今後ともどうぞ相変わりませずおたの申します。

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