「先笄(さっこう)」の髷を結いました(小ふく)

しげ森

2012年11月22日 14:59




小ふくさんは十一月二十九日の襟替え(芸妓さんになること)に向けて今月十二日〜十四日の期間結わせてもうた「奴(やっこ)」の髷に続き、十五日〜二十七日の期間「先笄(さっこう)」という髷を結わせてもうてます。






「先笄」は舞妓さんが襟替え前のわずかな期間だけ結う特別な髷どす。

着物も黒紋付きになり、歯にはお歯黒を付け、これが舞妓さんとしての最後の格好となります。







「先笄」の期間、お座敷では「黒髪」という舞を舞わせてもうてます。

「黒髪」とは舞妓さんが芸妓さんへと襟替えする前の期間だけ舞うことの許される舞で、先笄を結っている舞妓さんしか舞うことができません。

十五歳で舞妓さんに憧れて新潟から出て来た小ふくさんがもう襟替えの時期を迎えることとなりました。

時の流れははやく、感慨深おすね。

みなさまどうぞこれからも小ふくさんを応援していただけますようよろしくおたのもうします。

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