京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2011年06月14日

六月の舞妓衣装(ふく紘)

ふく紘

ふく紘

ふく紘

梅雨の季節になりました。
ふく紘さんの六月の舞妓衣装は、さわやかで少し大人っぽい印象の装いどす。
流水に楓や花などを散らした文様の着物と、露芝の文様の帯、紫陽花の花かんざしが、かわいらしくも上品な印象を醸し出していますね。

露芝は地面に茂る芝草に宿る露を玉にして表現した文様どす。
鎌倉時代から絵画や着物、能装束などに取り入れられてきました。
朝の日差しとともに消えてゆく露の様子を意匠に取り込む日本人の美意識は本当に繊細どすね。

紫陽花の名は「あづさい(集真藍・藍色が集まったもの)」が訛ったものと言われています。
紫陽花の漢字表記は、唐の詩人白居易がそもその別の花に付けたもので、平安時代の学者・源順がこの漢字をあてはめたことから誤って広まったといわれているようどす。

紫陽花の名所は各地にありますね。
京都では藤森神社や三室戸寺が有名どすね。

皆様暑くなってまいりますが、ご自愛のほどお祈り申し上げます。  


Posted by しげ森  at 00:21ふく紘
2011年06月14日

六月の舞妓衣装(小ふく)

小ふく

小ふく

小ふく

長雨の候、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
小ふくさんの六月の舞妓衣装は、楚々とした可愛らしさと艶やかさを感じさせる装いどす。
撫子を散りばめた文様の着物と、大振りの蝶が芝に舞い踊る文様の帯、紫陽花の花かんざしが、少女から大人へと成長をつづける舞妓さんの雰囲気によくあってますね。

撫子には「やまとなでしこ」という言葉があるように、日本の女性を象徴する楚々とした花どす。
撫子には数種類ありますが、河原撫子が主に知られています。

蝶は平安中期以降からよく使われるようになった文様どす。
その形態の美しさ・色の鮮やかさ・舞う姿のかわいらしさなどから好まれてきました。

紫陽花の名は「あづさい(集真藍・藍色が集まったもの)」が訛ったものと言われています。
紫陽花の漢字表記は、唐の詩人白居易がそもその別の花に付けたもので、平安時代の学者・源順がこの漢字をあてはめたことから誤って広まったといわれているようどす。

皆様暑くなってまいりますが、ご自愛のほどお祈り申し上げます。  


Posted by しげ森  at 00:17小ふく
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しげ森
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京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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