京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2012年10月15日

みずゑ會の御礼




平成二十四年十月十一日〜十四日宮川町歌舞練場にてみずゑ會が開催され、無事に千秋楽を迎える事が出来ました。

大勢の方々に観に来て頂きまして厚く御礼申し上げます。

ふく紘さんと小ふくさんもおかげさまで立派に舞台を務めあげることが出来ました。


ふく紘(左) 小ふく(右)楽屋口にて。

ふく紘さんは今回初めて地方さんとしても出演させていただきました。

みずゑ會は出て二、三年以上の舞妓さんしか出演することが出来ないので、ふく苗さんとふく兆さんはお姉さん達のお手伝いをさせてもうてました。


千秋楽のお祝いのケーキをいただきました。

会中はたくさんのええもんをいただきましておおきに。

これからもふく紘、小ふく、ふく苗、ふく兆を応援してしただけますよう、よろしくおたの申します。


  


Posted by しげ森  at 20:53お稽古・行事
2012年10月15日

十月の見習い衣装(ふく兆)









いちょうの葉も日毎に色づいてまいりました、みなさまお変わりございませんか。

ふく兆さんの十月の見習い衣装はかわいらしい花筏(はないかだ)と鈴が印象的な初々しい装いどす。

小さな菊が散りばめられたかんざしに花筏の愛らしい着物、鮮やかな鈴の染帯が見習いさんのおぼこさをひきたてています。

ふく兆さんは九月二十七日より見習いさんとしてお座敷に上がらせてもうてますが、以前にご紹介させていただいた「半だら」の格好から舞妓さんと同じすそ引きにダラリの帯に衣装が変わりました。

菊は平安時代より薬草や観賞用植物として愛好されてきました。

宮中では菊の節句とも呼ばれる重陽の節句が明治時代まで行われ、現在でも皇室園遊会として受け継がれているそうどす。

古今和歌集のころからよく歌に詠まれるようになり、鎌倉時代には蒔絵や衣装の文様としても取り入れられるようになりました。

花筏(はないかだ)は本来は桜花が水面に散った時にひとかたまりになって流れる様を呼ぶものどしたが、文様としては筏に他の花や折り枝を配したものを呼ぶことが多おす。

筏に菊や松、梅、桜、椿など様々な花を色とりどりにのせることで華やかでかわいらしい着物になっていますね。

鈴は古くから神事や祭祀に用いられ、後に楽器として使われるようになりました。

形の美しさから文様に取り入れられるようになり、子どもや年若い女性の衣装によくみられます。


ここでみなさまにお知らせいたします。

このたびふく兆さんは十月二十五日、二十六日、二十七日「お見世出し」をさせてもらうことになりました。

「お見世出し」とは舞妓さんとして正式にデビューすることで、この三日間は黒紋付きの正装をし、お姉さんであるふく紘さんとともにお披露目のご挨拶をおこないます。

どうぞみなさまふく兆さんをよろしくおたのもうします。


秋が深まりゆく季節ですが、くれぐれもご自愛くださいませ。  


Posted by しげ森  at 18:19
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しげ森
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京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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