京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2013年01月25日

一月の舞妓衣装(ふく苗)








いよいよ本格的な寒さになってまいりました。

ふく苗さんの一月の舞妓衣装は鮮やかなピンクに黒い帯が印象的な華やかな装いどす。

稲穂と松竹梅のかんざしに様々な文様の扇が描かれた二つ綿の着物、若松に観世流水文の織帯が若々しい舞妓さんのあでやかさをかもしだしています。

稲穂は松の内の十五日まで差すお正月のものどす。

松竹梅は吉祥のシンボルとして馴染み深いものどすが、松から格の高いものとされるのはおめでたいものに加わった順番からきているそうどす。

扇は末広がりの形が発展、繁栄の吉祥として多く用いられ、その形の面白さから様々に意匠されています。

地紙に色とりどりの花文様を付け一面に散らすことで、舞妓さんらしい可憐な衣装となっていますね。

若松文は芽生えて間もない若い松を文様化したもので、新鮮な若々しさが特徴どす。

新春をはじめ、慶事にとても相応しい文様として古来より愛好されています。

今年もみなさまにご幸多ありますよう、お祈り申し上げます。



  


Posted by しげ森  at 21:03
2013年01月25日

城崎に行ってきました。



ふく紘さん、ふく苗さん、ふく兆さん、小よしさん、しげ森母が城崎温泉に連れて行ってもらいました。

城崎温泉は開湯1400年の歴史を誇る温泉地で、年間100万人以上の観光客が訪れる有名な温泉地どす。

志賀直哉の「城の崎にて」でおなじみどすね。

城崎温泉には『外湯(そとゆ)』と呼ばれる公衆浴場が7つあり、着いてすぐにそのうちの一つ「御所の湯」に入りにいきました。




ふく苗さん(左) ふく兆さん(中央) 小よしさん(右)

外湯めぐりは城崎温泉の名物で浴衣に下駄が正装だそうどす。

外は雨が降り出して冷え込んできていましたが、舞妓さん達は初めての体験におおはしゃぎどした。

待ちに待った夕食は城崎で二軒しかないお寿司屋さんの一つ「をり鶴」さんに連れていってもらいました。




ふく紘さん 



をり鶴さんのお父さん

降り出した雨はいつの間にか雪に変わりとても風情のある中、豪華なカニ尽くしとお寿司のお料理をいただきました。


立派なカニ!!






しげ森母 カニ堪能中


カニミソがたっぷり入った雑炊






小よしさん

お腹がいっぱいなのにまだ食べたいと思うくらいすべてのお料理がとっても美味しく、豪華で幸せな時間を過ごさせていただきました。

ほんまにおおきに。

一晩で積もった雪もとてもきれいで感動的どした。








おまけ ゆるキャラ(?)松葉ガニのサキちゃんとふく兆さん  


Posted by しげ森  at 19:00芸舞妓歳事記
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プロフィール
しげ森
しげ森
京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
何気ない日常や、毎月のお衣装を発信していけたらと思っております。

舞妓さんになりたい方、ご連絡お待ちしております。

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京都宮川町 お茶屋 しげ森 ・ バー もり多 / 〒605-0801 京都府京都市東山区宮川町6丁目375 TEL : 075-531-0304

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