京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2013年03月06日

京おどり番組表

第64回 「京浪漫花吹雪(みやころまんはなふぶき)」全七景

作、演出 北林 佐和子
作曲   今藤 長十郎   
作舞   若柳 吉蔵
指導   若柳 由美次
作調   藤舎 名生
作調   六郷 新之助


  初夏より秋へ、そして冬の厳しさに耐え、再びの桜花爛漫の春を迎えるまで、一年の京都の四季折々の風物に、
  ロマンチシズムを加味しながら、あるときは華麗に、あるときはドラマティックに、舞絵巻を繰り広げます。 
 


第一景 夜の藤
  月明かりに浮かぶ藤を、訪ね来る恋人の姿に見立て、待ちわびる女ごころを、金屏風を配した座敷にて、芸妓と
  舞妓が華麗に舞い踊ります。後半は、その藤のなかから、若衆と藤の娘たちが抜け出て、恋の駆け引きとなりま
  す。

第二景 風と水と
  天地を分ける波が描かれた象徴的な舞台。花を散らせながら、風の稚児たちが闊達に踊り、夏の到来を告げま
  す。そこへ水の娘たち。水は風と戯れ遊び、いつしか川となって京の街並みの一部になっていきます。若々し
  い舞姿が印象的な場面です。

第三景 都大路(上)
  夏の都大路を女水売りが往きます。水は縁結びのご神水。粋な舞姿が涼をもたらせます。しかし祇園囃子が聞
  こえると商いどころではありません。浮かれ、お囃子を追って行ってしまいます。

第四景 都大路(中)
  入れ替わり、大原女。水売りより霊験高い水を得た大原女は、祭見物の恋人たちと出会います。仲の良い恋人
  たちにあてられた大原女、悔しさに、踊りくらべをしようともちかけます。前半、大原女はおかめの面をつけ
  軽妙に。後半、ご神水の効用で美しい娘に変身します。見せどころの多い、楽しい踊りです。

第五景 都大路(下)
  詩仙堂より眺める鮮やかな紅葉を背景に、舞妓の可憐な舞と演奏を披露します。

第六景 雪女
  雪女は、冬山に迷う人間の命を奪い生きながらえる悲しい運命の精霊です。今日も若い男を捕らえますが、無
  垢な若者の瞳に感じ入った雪女は、若者の命を奪うことができず、また若者も雪女を恋い慕います。しかし、
  雪女が人間に情をかければ、その姿は融けて消えて無くなるという厳しい掟がありました。折しも二人の目の
  前に、雪の王が立ちはだかります。
  海外でも有名な雪女の伝説。ドラマティックに描きます。

第七景 宮川音頭(フィナーレ)
  都の春。大覚寺唐門前にて、芸舞妓たちの総踊りが絢爛豪華に繰り広げられます。




出演表
  一組(6、10、14、18日)はこちら

  二組(7、11、15、19日)はこちら

  三組(8、12、16、20日)はこちら

  四組(9、13、17、21日)はこちら



        京おどりチケットについてはこちら
  


Posted by しげ森  at 17:08お稽古・行事
< 2013年03>
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しげ森
京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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