京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2014年02月07日

節分の舞妓の髪型

お化けの三日間、舞妓さんたちは変わり髷を結わせてもらいました。



ふく苗さんは「おしどり雌」。




ふく兆さんは「おしどり雄」。




おしどりは幕末から明治頃まで年頃の若い女性にはやった髪型どす。

「島田」という髷(まげ)の上に、「橋」と呼ばれる、尻尾のような毛をかけた髪形で、雌より雄の方が派手になります。

小よしさんは「お俊」。




お俊は「お俊伝兵衛心中説」に登場する先斗町近衛屋のお俊の髪型に由来しています。

京風鴛鴦の髷の前部が割れ、中の鹿の子が見えている形どす。

小はるさんは「おそめ」。




おそめ髷は芝居「お染久松」でお染が結っていた髷どす。

それぞれの違いがおわかりいただけますやろか?

三日間だけどしたがみんないつもと違う髷を結えるのがとても嬉しかったそうどす。

色違いのぼんてんがかわいらしおすね。

まだまだ寒さの厳しい日が続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。  


Posted by しげ森  at 21:42芸舞妓歳事記
< 2014年02>
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京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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