京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2011年11月05日

「先笄(さっこう)」の髷を結いました(ふく紘)

晩秋の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ふく紘さんは11月17(18.19)日の襟替え(芸妓さんになること)に向けて、今月1~3日の期間結わせてもうた「奴(やっこ)」の髷に続き、4~15日の期間「先笄(さっこう)」という髷を結わせてもうてます。
「先笄」は舞妓さんが襟替え前のわずかな期間だけ結う特別な髷どす。

「先笄(さっこう)」の髷を結いました(ふく紘)
前簪は鶴と松どす。

「先笄(さっこう)」の髷を結いました(ふく紘)
「先笄」は、かつて江戸後期から明治末期頃まで、上方を中心に西日本の町家の若い既婚女性がよく結っていました(襟替え前の舞妓さんが結うものとは少し形が違います)。

「先笄(さっこう)」の髷を結いました(ふく紘)
黒紋付の着物でお歯黒もしています。

「先笄(さっこう)」の髷を結いました(ふく紘)
「先笄」の期間、お座敷では「黒髪」という舞を舞わせてもうてます。

「先笄(さっこう)」の髷を結いました(ふく紘)
「先笄」は正式な髷なので三本の襟あしどす。
金糸をふんだんにつかった帯をさせてもうてます。

ふく紘さんは17(18.19)日にはしげ森(もり多)最初の芸妓さんになります。
おぼこかったふく紘さんもいよいよ襟替えの時期を迎え、感慨深おすね。

「先笄」はこのわずかな期間だけしか結わない髷ですので、しげ森(もり多)のお客様におかれましては、ふく紘さんに会いにきてくださいますようどうぞよろしくおたの申します。


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Posted by しげ森  at 18:32 │ふく紘


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京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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