2012年01月09日
新春の舞妓衣装(小ふく)
皆様お元気で新年をお迎えのことと存じます。
小ふくさんの新春の芸妓衣装は、黒紋付の着物・奴の髷・稲穂に鳩のかんざし・襟足は三本の正装どす。
稲穂に鳩のかんざしは、芸妓さんは向かって右側に、舞妓さんは向かって左側に挿すのが習わしどす。
宮川町では新春(1月5日~1月7日)の期間、芸舞妓さんはこのように黒紋付の正装で過ごすことになっています。
この期間はこの正装で、お世話になっているお茶屋さんやお店、お師匠さんのところなどに「おめでとうさんどす」などとご挨拶にまわらせてもらいます。
1月7日に宮川町歌舞練場で芸舞妓さんが一同に介して行われる「始業式」にもこの正装で出席します。
新春にあたり、小ふくさんは「皆様に喜んでいただけるよう、唄や三味線をもっと精進してゆきとおす」と言っていますので、皆様今年も相変わりませず小ふくさんをどうぞよろしくおたの申します。
Posted by しげ森
at 18:49
│小ふく