2012年12月28日
事始め
平成二十四年十二月十三日事始めが行われ、芸舞妓さんたちが日頃お世話になっているお師匠さんやお母さん方にご挨拶にまわりました。
しげ森母にあいさつをするふく苗さん。
「おめでとうさんどす、おかあさん。相変わりませずおたのもうします。」
ふく兆さん。
ふく紘さんがしげ森母に送った鏡餅。
事始めとはお正月を迎える準備を始めることで、かつては旧暦十二月十三日、現在は新暦十二月十三日に行われます。
昔はこの日に門松やお雑煮を炊くための薪など、お正月に必要な木を山へ取りに行く習慣がありました。
花街では芸妓・舞妓さんが一重ねの鏡餅をお師匠さんやお母さんへ送り、一年のしめくくりと新年にむけての挨拶をする行事として残っています。
今年もいよいよ残りわずかとなりました。
慌ただしく感じる師走ですが、どうぞ御身体おいといくださいませ。
Posted by しげ森
at 20:00
│芸舞妓歳事記