京都宮川町のお茶屋 しげ森・バー もり多と、しげ森の舞妓・芸妓のご紹介

お茶屋ブログ

2013年02月22日

二月の舞妓衣装(ふく苗)

二月の舞妓衣装(ふく苗)

二月の舞妓衣装(ふく苗)

二月の舞妓衣装(ふく苗)


冬に逆戻りしたような寒さの毎日ですが、みなさまお元気でしょうか。

ふく苗さんの二月の舞妓衣装はブルーとオレンジの対比が印象的な若々しい装いどす。

梅が満開に咲いたかんざしに薬玉文の鮮やかな着物、蜀江文の織帯がいつも元気なふく苗さんのハツラツさを惹きたてています。

今月からふく苗さんのお化粧が少し変わったのどすが、どこが変わったかおわかりになりますやろか?

二月の舞妓衣装(ふく苗)

正解は口紅どす。

出て一年未満の舞妓さんは唇の下にしか紅をさすことができません。

舞妓さんの初心者マークのようなものどすね。

舞妓さんとなって一年が経ち、おかあさんやお姉さんのお許しを得て上紅をぬることができるようになります。

ふく苗さんは一月十七日で舞妓さんとして一年を迎え、今月から上紅をぬらさせてもらうことになりました。

少しの変化どすがぐっとお姉さんらしくならはりましたね。

梅は早春を象徴する花で、古来から日本人に愛されてきました。

菅原道真が好んだことでも知られ、各地の天満宮では梅がシンボルとされています。

菅原道真が太宰府に左遷されるあとを追って梅の木が飛んで行ったという飛梅伝説は有名どすね。

薬玉文は種々の葉や香料を錦の袋に入れ、菖蒲、よもぎなどの造花を結んで五色の糸を垂らした薬玉を文様化したものどす。

若い女性や女児の七五三の祝い着などによく用いられる華やかな文様どす。

蜀江文は中国から伝来した蜀江錦が織り出された文様のことで、仏教装飾や錦織物の文様としてよく見られます。

大きく描かれた文様が華やかな豪華な帯どすね。

春とはいえ厳しい寒さが続きます、ご自愛くださいませ。









Posted by しげ森  at 22:51


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京都市東山区西御門町469-1
お茶屋しげ森、宮川町にあるお茶屋どす。
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