2013年04月27日
四月の芸妓衣装(小ふく)


春の日差しが心地よくなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
四月の小ふくさんの芸妓衣装はこの時期にふさわしいあでやかな装いどす。
まるで夜桜見物をしているかのような粋な着物に五条橋が描かれた塩瀬の染帯が凛とした美しさをかもしだしています。
桜は日本人の心に深く根付いた、日本を代表する花どす。
京都にも桜の名所がたくさんあり、満開の桜が夜には美しくライトアップされて多くの人がお花見に出かけました。
今年の桜はいつもより少し早い開花どしたが、例年より綺麗に咲いたとみなの評判どした。
今回の帯のモチーフとなっている五条橋どすが、牛若丸と弁慶が出会った場所として有名どすね。
実際の五条大橋は宮川町のすぐそばにあり、たもとに牛若丸と弁慶の石像が建っているのどすが実は二人が出会ったのは現在の五条大橋ではないそうどす。
五条大橋の一つ北に架かっている松原橋が当時の五条橋だったと言われています。
身近に歴史を感じられるのは京都の良い所の一つどすね。

五条大橋から撮った四月初旬の鴨川どす。
うららかな好季節、心穏やかにお過ごしくださいませ。
2013年04月23日
京おどり御礼
マールブランシュさんのケーキ
四月六日から二十一日の十六日間開催された京おどりも無事に千穐楽を迎える事ができました。
見に来ていただいたたくさんのみなさまに厚く御礼もうしあげます。

第二景「風と水と」風の稚児役のふく紘さん。

第一景「夜の藤」藤の若衆役のふく紘さん(右)と黒紋付の小ふくさん(左)。
お茶席の小ふくさん(中央左)とふく苗さん(右)とふく兆さん(中央右)と小よしさん(左)。
おかげさまでしげ森の芸舞妓さん五人も誰一人怪我することなくつとめ上げることができました。
会中にはたくさんのええもんをいただきましておおきに。
これからもしげ森の芸舞妓一同、芸事に精進してまいりますのでどうぞよろしくおたのもうします。
2013年04月21日
京おどり お茶席(ふく紘)
十九日はふく紘さんがお茶席のお手前をさせていただきました。


春のおどりの会ではおどりを見て頂く前にお茶席があり、お客様にお抹茶とお茶菓子をお出しさせていただいています。
お点前をさせていただくのは芸妓さんで、そのお手伝いのお控えは舞妓さんがさせていただきます。
お点前をさせていただく芸妓さんは毎日変わり、京おどりは十六日間どすので十六人の芸妓さんがその役に選ばれます。



お点前の芸妓さんは黒紋付きに襟を返した正装に、普段はかつらの頭もこの日だけは結い上げて鼈甲のかんざしをさした、お茶席だけの特別の格好どす。
そのため舞台には出演せず、夜もこの格好のままでごあいさつに寄せてもらいます。
春爛漫のおり、お健やかにお過ごしくださいませ。

春のおどりの会ではおどりを見て頂く前にお茶席があり、お客様にお抹茶とお茶菓子をお出しさせていただいています。
お点前をさせていただくのは芸妓さんで、そのお手伝いのお控えは舞妓さんがさせていただきます。
お点前をさせていただく芸妓さんは毎日変わり、京おどりは十六日間どすので十六人の芸妓さんがその役に選ばれます。

お点前の芸妓さんは黒紋付きに襟を返した正装に、普段はかつらの頭もこの日だけは結い上げて鼈甲のかんざしをさした、お茶席だけの特別の格好どす。
そのため舞台には出演せず、夜もこの格好のままでごあいさつに寄せてもらいます。
春爛漫のおり、お健やかにお過ごしくださいませ。
2013年04月21日
京おどり2
京おどりも千穐楽となりました。
楽屋廊下で撮影した舞妓さんたちです。

ふく苗さん。

ふく兆さん。手にもおしろいをつけているため手袋をしています。

小よしさん。

ふく苗さんは出演する第五景「都大路(下)」が秋の場面のためにもみじのかんざしを、ふく兆さんと小よしさんは第七景「宮川音頭」が春の場面のため桜のかんざしをつけています。
花冷えに風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。
楽屋廊下で撮影した舞妓さんたちです。

ふく苗さん。

ふく兆さん。手にもおしろいをつけているため手袋をしています。

小よしさん。
ふく苗さんは出演する第五景「都大路(下)」が秋の場面のためにもみじのかんざしを、ふく兆さんと小よしさんは第七景「宮川音頭」が春の場面のため桜のかんざしをつけています。
花冷えに風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。
2013年04月20日
京おどり お茶席(小ふく)
京おどりも残り二日となりました。
十七日は小ふくさんがお茶席のお手前をさせていただきました。

春のおどりの会ではおどりを見て頂く前にお茶席があり、お客様にお抹茶とお茶菓子をお出しさせていただいています。
お点前をさせていただくのは芸妓さんで、そのお手伝いのお控えは舞妓さんがさせていただきます。
お点前をさせていただく芸妓さんは毎日変わり、京おどりは十六日間どすので十六人の芸妓さんがその役に選ばれます。
お点前の芸妓さんは黒紋付きに襟を返した正装に、普段はかつらの頭もこの日だけは結い上げて鼈甲のかんざしをさした、お茶席だけの特別の格好どす。


襟足も三本どす。


小ふくさんは芸妓さんとなって初めての京おどりのお茶席でかなり緊張したはりましたが、無事につとめ上げることができました。
きていただいた皆様ほんまにおおきに。
花冷えに風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。
十七日は小ふくさんがお茶席のお手前をさせていただきました。

春のおどりの会ではおどりを見て頂く前にお茶席があり、お客様にお抹茶とお茶菓子をお出しさせていただいています。
お点前をさせていただくのは芸妓さんで、そのお手伝いのお控えは舞妓さんがさせていただきます。
お点前をさせていただく芸妓さんは毎日変わり、京おどりは十六日間どすので十六人の芸妓さんがその役に選ばれます。
お点前の芸妓さんは黒紋付きに襟を返した正装に、普段はかつらの頭もこの日だけは結い上げて鼈甲のかんざしをさした、お茶席だけの特別の格好どす。


襟足も三本どす。
小ふくさんは芸妓さんとなって初めての京おどりのお茶席でかなり緊張したはりましたが、無事につとめ上げることができました。
きていただいた皆様ほんまにおおきに。
花冷えに風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。
2013年04月19日
京おどり1
四月六日より始まった京おどりもいよいよ後三日となりました。
来ていただいたみなさまおおきに。
京おどりの様子を少しだけお写真でご紹介させていただきます。



第二景「風と水と」の水の娘役のふく紘さん(右)と風の稚児役の小ふくさん(左)
舞妓さんたちはまた次回に。
うららかな好季節、心穏やかにお過ごしくださいませ。
来ていただいたみなさまおおきに。
京おどりの様子を少しだけお写真でご紹介させていただきます。


第二景「風と水と」の水の娘役のふく紘さん(右)と風の稚児役の小ふくさん(左)
舞妓さんたちはまた次回に。
うららかな好季節、心穏やかにお過ごしくださいませ。
2013年04月07日
桜
京都にも春がやってきました。
今回ご紹介するのは銀閣寺のすぐそばにあります哲学の道の桜です。
今年は桜が咲くのが例年より早く、撮影した三月三十一日でもう満開でした。
以下お写真でご紹介させていただきます。




桜の後ろに見えるのは大文字山です。


いよいよ京おどりも始まりました。
たくさんの方に見に来ていただけますよう、よろしくおたのもうします。
春爛漫の折、どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。
今回ご紹介するのは銀閣寺のすぐそばにあります哲学の道の桜です。
今年は桜が咲くのが例年より早く、撮影した三月三十一日でもう満開でした。
以下お写真でご紹介させていただきます。




桜の後ろに見えるのは大文字山です。


いよいよ京おどりも始まりました。
たくさんの方に見に来ていただけますよう、よろしくおたのもうします。
春爛漫の折、どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。
2013年04月04日
北野をどりに行ってきました

三月二十五日から四月七日まで開催されています「北野をどり」にふく苗さんと小よしさんが連れていってもらいました。
北野をどりは花街の一つである上七軒さんの春のおどりの会どす。
上七軒さんは五つある花街の中で一番歴史が古く、北野天満宮のそばにあります。
寄せてもうた日はお天気もよく、桜が満開でとてもきれいどした。

上七軒歌舞練場の庭にて
また演目も天狗の恋のお話など趣向が凝らされていておもしろく、ふく苗さんたちは夢中になって見入ったはりました。
花冷えに風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。