2011年09月30日
NHK「美の壺」~京の舞妓~アンコール放送のお知らせ
昨年6月、宮川町お茶屋しげ森の舞妓三人(ふく紘・ふく帆・小ふく)が出演し、大好評をいただいたNHK「美の壺」~京の舞妓~が、10月13日(木)19:30~(NHKBSプレミアム〔BS103〕)・他日程でアンコール放送されます。
昨年見逃された方はもちろん、観ていただいた方も再度楽しく観て下さいますようおたの申します。
※NHK「美の壺」~京の舞妓~アンコール放送日程一覧など詳しくはこちら
昨年見逃された方はもちろん、観ていただいた方も再度楽しく観て下さいますようおたの申します。
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2011年09月23日
九月の舞妓衣装(ふく紘)




朝夕日毎に涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ふく紘さんの九月の舞妓衣装は、シックで大人っぽい印象の装いどす。
紗袷(無双)の着物、笹蔓文の帯、大降りの桔梗の花かんざしが、大人への階段を上りつつある舞妓さんの落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
紗袷(無双)は、夏物の紗を二重に重ねた贅沢な着物どす。
外の紗には色物を、中の紗には柄物を用います。
遠くからでは柄が分かりにくおすが、下の生地には桔梗文が描かれています。
桔梗は青紫色の星型の花を咲かせる、朝顔や撫子と並ぶ可憐な秋草どす。
六月と九月のお着物の紗袷(無双)は涼しそうに見えますが、二重という事もあり見た目以上に暑いんどすえ。
笹蔓文は中国の明の時代に伝えられた名物裂「笹蔓緞子」の文様を模した唐草文様のひとつどす。
三百年に一度実をつけるとされる竹の実と花をデザインしたものといわれていますが、おめでたい松竹梅にかけて梅花に松笠という解釈もあるようどす。
永遠の生命力の象徴であるぐんぐん伸びる蔓文(唐草文)も吉祥文ですので、重ねておめでとうすね。
この度、しげ森三人の舞妓(ふく紘・ふく帆・小ふく)は、10月6日(木)~9日(日)の期間開催される「みずゑ会」に出させてもらいます。
ふく紘さんもお稽古を一生懸命がんばってますので、多くの方に来ていただけますよう皆様どうぞよろしくおたの申します。
「みずゑ会」のプログラムなど詳しくはこちらをご覧下さい。
2011年09月13日
九月の舞妓衣装(小ふく)



初秋の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
小ふくさんの九月の舞妓衣装は、着物と帯の色の対比が鮮やかな装いどす。
葦に流水・蛇籠が描かれた文様の着物、柳に傘文様の帯、桔梗の花かんざしが秋へと向かう季節の風情を醸し出しています。
葦はヨシとも呼ばれる水辺を代表する植物どす。
葦は家の屋根の材料になっていただけではなく、芽は食用、茎は紙、根は薬として使われるなど、昔から日本人の生活に深く関わってきました。
蛇籠は竹で編んだ籠に石を入れて川の護岸に使うもののことどす。
このように流水や葦などの草花を加えて水辺の文様として江戸時代にはとてもよく使われました。
柳に傘は六月の花かんざしにも使われる雨を連想させる組み合わせどす。
傘に鮮やかに描かれた撫子や朝顔などの秋草は、秋雨など秋の訪れを感じさせますね。
桔梗も朝顔や撫子と並んでよく知られている秋草どす。
つぼみが紙風船のように膨らみパッと裂けて青紫色の星型の花を咲かせる様はなんとも印象的どすね。
この度、しげ森三人の舞妓(ふく紘・ふく帆・小ふく)は、10月6日(木)~9日(日)の期間開催される「みずゑ会」に出させてもらいます。
小ふくさんもお稽古を一生懸命がんばってますので、多くの方に来ていただけますよう皆様どうぞよろしくおたの申します。
「みずゑ会」のプログラムなど詳しくはこちらをご覧下さい。
2011年09月04日
「みずゑ会」のお知らせ

「みずゑ会」の今年の日程は10月6日(木)~9日(日)どす。
開演は16:00~、開場は15:30~どす。
会場は宮川町歌舞練場(京都市東山区宮川筋4-306)どす。
料金は1階席(全席指定)7000円どす。
しげ森の三人の舞妓(ふく紘・ふく帆・小ふく)も出演させてもうてます。
沢山の方に観ていただけます様、皆様よろしくおたの申します。
プログラムなど詳しくはこちらをご覧下さい。