2012年03月07日
三月の芸妓衣装(ふく紘)



春寒ようやくぬるみ始めたこのごろ、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
ふく紘さんの三月の芸妓衣装はオレンジ色が印象的なすっきりとした装いどす。
竹文の着物、金糸をふんだんにつかった花唐草文の帯が、凛とした雰囲気を醸し出しています。
ふく紘さんは芸妓さんなので頭はかつらどす。
竹文は皆様よくご存知の竹をデザインした文様どす。
竹を用いた文様といえば松竹梅の吉祥文が有名どすが、竹は常に緑をたたえ、中は空で隠すことなく、空に向かってまっすぐに伸びることから、清和の象徴として竹単体でデザインされることも多おす。
花唐草文は特定の花を意匠化したものではない抽象的な花の文様どす。
花唐草文はそれゆえ季節を問わず用いることができます。
花唐草文は飛鳥時代に中国から伝わった唐草文が平安時代に和様にアレンジされて生まれたものどすが、その昔から他の植物文とは区別され、非日常的な意味合いを帯びていました。
この帯では菱形に配されて気高い印象どすね。
ふく紘さんも芸妓さん姿が板についてきたかと思うのですが、皆様いかがでしょうか。
まだまだ寒さが残っておりますので、皆様お風邪など召されませんようご自愛下さい。
Posted by しげ森
at 01:22
│ふく紘