2013年07月25日
七月の舞妓衣装(ふく苗)


暑さ厳しき折、みなさまお元気でいらっしゃいますか。
ふく苗さんの七月の舞妓衣装は薄桃と紫の組み合わせが印象的な優しげな装いどす。
勝山の豪華なかんざしに朝顔と風鈴がかわいらしく描かれた呂の着物、折り鶴の夏の織帯が可憐な優美さをかもしだしています。
勝山は祇園祭の10日の御輿洗いから24日のあと祭りの期間だけ結うことのできる特別な髷どすが、ふく苗さんは二年目の若い舞妓さんなのでまだ結うことはできません。
ですので普段の「われしのぶ」の髷に勝山のかんざしをつけさせてもうてます。
朝顔は奈良時代に薬として中国から伝わり、江戸時代には観賞用として人気を得た日本人にはおなじみの花どす。
文様としてもよく好まれ、夏の着物や帯、ゆかた等に様々なバリエーションで意匠化されています。
朝顔に風鈴の組み合わせが夏の涼を運んできてくれるようどすね。
折鶴文は折り紙で折った鶴を文様化したもので、着物や帯のほか長襦袢の柄としてもよく用いられてきました。
古くは貴重品であった紙を折る事は儀礼と祈りの象徴とされ、そのことから吉祥の象徴でもありました。
沢山の折り鶴をあしらった柄が舞妓さんの愛らしさを引き立ててますね。
本格的な夏を迎えました、みなさま夏バテなどされぬようくれぐれもお気をつけくださいませ。
Posted by しげ森
at 20:01