2013年11月25日
十一月の舞妓衣装(ふく苗)


冬がもうそこまで近づいて来ました、みなさまいかがお過ごしどすか。
ふく苗さんの十一月の舞妓衣装は落ち着いた中に華やかさが引き立つ装いどす。
もみじのかんざしに流水ぼかしに様々な花が描かれた一つ綿の着物、牡丹唐草文の織帯が若い舞妓さんの愛らしさを引き出しています。
ぼかしとは着物の染めの手法の一つで、平安時代に生まれた古典的な染め方どす。
絵模様のようにはっきりとせず、やさしくやわらかな印象を持つぼかしは着物に華やかさをもたらしてくれます。
ぼかし方にも様々あり、柄のある着物の裾だけをぼかした「裾ぼかし」、縦方向の「縦ぼかし」、図柄の周りを薄くする「まきぼかし」など多用に表現されます。
牡丹唐草文は牡丹と唐草を組み合わせた文様どす。
牡丹はその華麗な姿から花の王とされ、平安時代から貴族に愛されて様々な文様として用いられてきました。
室町時代までは牡丹の葉形を写生的に描いたものが多く、江戸時代以降に唐草に牡丹を添えた形がよく使われるようになったそうどす。
寒さに向かう季節となりました、お風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。
Posted by しげ森
at 12:00